# プログラムでメシを食う話
created 2009-08-18 modified 2009-08-18
プロトコル作成には「流派」がある。
なぜ流派が生まれるか
- 個々のプロトコル単体でも、考えまとめるのは大変
- 膨大な知識量なので、全員が全プロトコルを知らない
エンジニアは自分がこれまに触れてきたプロトコルを真似て作るため、
音楽や文書や武道のように流れ(=プロトコルの流派)が生まれる。
例:HTTP、SMTP等
文字ベース データ交換は、バイナリを文字化して交換 base64、MIME データ量は数バイト~数ギガバイトとまちまち
例:IMAP等
セッションの概念がある 要求と応答の関連付け(コリレーション)ができるので要求~応答をマルチ化可能 新しいプロトコルがIMAPを真似て作られてるらしい(謎)
例:DHCP等、UDPバイナリ系
1個のメッセージが小さい(高々1kバイト) メッセージ数が少ない トラヒック量や速度の要件は高め
その現場の「流派」を感じること
- ある現場にて、そこに蓄積された「集団の知」(文化)の価値(潜在コスト)はとても高い。
- ベテランが新人に合わせるのは失敗の元。新参ものが空気を読む必要がある。
- 「通信の経験あります」と言っても現場により文化が違うので、必ずしも成功体験が活きない。
非大手社員は火災プロジェクトの波乗りになりがちで、それだと「派遣はつらいよ」(男はつらいよ)シリーズ。マドンナはいない。会社ランクにそぐわない優秀なエンジニアだと、リーダが抑えてくれるので安定。若手を呼び込み根を張るチャンス。