* 理念
created 2011-02-12 modified 2022-03-24
サービス目標
自分は、英語を習う前からプログラムコードに触れて成長し、かつ、高等教育機関でソフトウェアに関する専門教育を受けることができた、恵まれた世代である。そんな自分には、ソフトウェア構築の専門知識を活かして社会貢献をする責務がある。良いソフトウェアを良い手順で作ることは、実はとても難しい。理論に偏っても、実践に偏っても、成功しない。
理論(ソフトウェア工学の成果や、座学)と、実践(実際に現場で今使われている技術や勘、手を動かすこと)を、バランスよく摘要することで、高性能かつ、設定された耐用寿命を満たすソフトウェアを、妥当な費用で設計・製造する。このような仕事を、一つひとつ地道に行い、ノウハウを提供し、可能な範囲で共有していきたい。
その日々の仕事を通じて、ソフトウェアに携わる様々な人が感じる「もう少しこうなればいいのに」を解消し、ソフトウェア開発者、ひいてはあらゆる人々が幸せになるよう貢献したい。
また結果として、ソフトウェア開発者のためになる何か(理論、手法、ノウハウ、技術文献等)を残せたら素晴らしい。
サービスを提供すべき顧客は誰?
ITプロジェクトの雇い主(SIベンダー)ITプロジェクト成果の利用者(エンドユーザ)
コンピュータシステムの作り方を記事にする人
コンピュータシステムを作る人
コンピュータシステムを使う人
端的に言うと?
理論と実践、そして「それ以上の何か」を、探求し、提供する。Got to get it into our lives: Theory, Practice, Something more.
理論と、実践 とは?
実践のない理論は空虚だ、理論のない実践は盲目だ、と誰かが言う。ソフトウェア構築にも、理論と実践があり、どちらも大切。
理論
- ソフトウェア工学の成果
- 大規模ソフトが妥当なコスト内で機能・性能要件を満たし、かつ
- 製造したソースリストが可読性・可変更性・可管理性の高い状態を保つにはどうすればよいか
- (具体的には)
- 各種の工程運営手法
- ゴールは納品
- →(そこにたどり着くための)検証技法
- →(そこにたどり着くための)設計技法:
- 新しいオブジェクト指向(フレームワーク以後)
- マルチパラダイム
- 実際に手を動かしてモノを作ることを尊重する
- 現場のチームがいま持っているノウハウや用語を尊重する
- 教科書にはびこる、机上の空論、使えない理論を注意深く排除する
- 現場にはびこる、もはや誰も説明できない習慣を注意深く排除する
それ以上の何か とは?
映画や小説は、以下のもので出来ている。1つのテーマ、たくさんのシチュエーション、そして奇想天外な仮定が1つと、そこから導かれるジレンマ。そのジレンマを鮮やかに解消すると言うクライマックス。名作と呼ばれるものにはさらに、きらりと光る「それ以上の何か」がある。良いソフトウェアを良い手順で作ることは難しい。成功するには、理論と実践をバランスよく適用する必要がある。しかしさらに、今分かっていない何かがあるはずだ。
理論を学び実践を積む努力を継続し、さらに「それ以上の何か」をつかむ努力をしたい。
そして、それを提供していきたい。