@歌詞表現のネタ出し
created 2012-10-05 modified 2014-04-17
歌詞表現
何を描写するか:テーマ
- プラス感情 / マイナス感情
- 人・状況・非現実・はじけた系
- 人
- 異性:恋愛 楽しい系/悲しい系、微妙な関係、届かない、重たい
- いない人:故人、遠距離、過去未来
- 友人:愉快な仲間たち状況系、友情もの
- 自分:自分探し、自分世界の展示、モラトリアム
- 家族:子供・親・兄弟姉妹・孫
- 職場:上司部下同僚 取引先 転勤異動 不条理決定/失敗/疲労/成功やりとげ
- 普通のひとびと(の楽しい/悲しいシーン)
- 状況・風景
- 社会や身辺 街の風景・出来事・ストーリー
- ぼやき・やさぐれ・うらぶれ
- 毒を吐く、批判もの
- 訴えたい系(怒りとか)
- 応援もの
- (マイナス乗り越える、プラス目標かなえる:ディズニー豊富)
- 季節:桜、海、スキー
- 人生イベント:卒業、転居、出産、独立、退職、子供の結婚
- 非現実
- ファンタジー、寓話、夢想世界、物語(を通して何を)
- はじけた系
- 歌の詞だからこその表現。
- 言葉の音・リズム重視、頭韻・脚韻、口語呼びかけ
- 一人称形式、三人称形式
- スタンドアップコメディー風
- バブルガム風(子供向け愉快な曲:ひよこ)
- 偽装バブルガム=皮肉の一種。たいやき
チェック
- 表現をいかに間接にするか
- 皮肉(反対の語で表現)、やさぐれ
- 状況・風景・シチュエーション
- あえて難解な言葉、二重意味の言葉
- 時間の経過が分かりにくくないか(PV等映像表現とは違う)
- テーマは1つ、シチュエーションは複数、ウソ/ジレンマは1つ
- 光る言葉
作品 = テーマ + Σ シチュエーション + ウソ + ジレンマ + α
シチュエーション: 同一テーマでたくさん発想ある程よい
- 場所(シーン)
- ロケーションハンティング
- 建物/駅/店舗、山/川/木/公園、海/港、空/虹/雲
- 物
- 職業道具 漁船・絵筆・カメラ
- 日常小物 (所有者は自分/誰か)
- 見えるもの/見えないもの
- 絵画/カメラの被写体 => 見える
- 気持ちや人間関係 => 普通見えないが、主人公には見えた
- 絵コンテの活用
- キーワード羅列 -> 絵コンテ -> 体言止めの言葉
- (絵コンテを経由すると)
- 伝わりにくい観念の言葉をふるい落とせる
- 次々と写真を提示する形式に
ウソ = 現実にあり得ない設定。タイムマシン、寿命が1億年、空を飛べる 等
ジレンマ = あり得ない設定から、あり得る流れで行き着く 板ばさみ 状況
映画ではジレンマを意外な方法で解消するのがクライマックスだが、歌詞では未解決のまま終わり、も多い
人物の視線:誰が誰を見ているのか
見る人 -> 見られる人
リスナー => 現実世界の誰か,何か 共感の根本 リスナー -> [歌手 => 誰か,何か] 歌手の視点のユニークさが一定以上だと:歌手に対し「この人面白い」 リスナー -> [主人公 => 相手の誰か,何か] 主人公の想いのレベルが一定以上だと:主人公に共感する
歌手の人格の影響を完全にゼロにはできないが、歌手の日記では伝わらない。
作家なら歌手を越えストーリーの主人公を見せたい...。
追記:2014-04-17
一方で、歌手を魅力的に見せる事も、大事。