CF:1. IIm7 - V7 - I
created 2013-02-02 modified 2014-07-15
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いわゆるツーファイブです。
ツーファイブ Dm7 G7 Cに対して、ちょっと変えるアレンジ「ルート位置がb5のコードに変更する」がよくあり、組み合わせが Dm7 G7 C、Dm7 Db7 C、Abm7 G7 C、Abm7 Db7 C の4通りあります。
このアレンジ(ちょっと変える)技法のアイデアの根拠は何かと考えると、その前に「G7 C の解決感は ファ シ が ミ ド に動く事にある」という仮説があり、それならDb7 C でもいいよね=裏コードと俗称され、それがエスカレートして手前のDm7に対してもAbm7に変える人が出た、
という話だと、私は解釈しています。素人の推理なので間違ってるかもですが、丸暗記が苦手なタイプなのでストーリーを考えて覚えようとしてます。
この話、他の解釈をする事もできます。アドリブソロの演奏中、Dm7 G7 Cのコードがあり、何度も同じフレーズを弾いているとお客が飽きる、何か違う事をしよう、という時に、譜面はG7と書いてあるけど自分だけDb7のフレーズを弾く…と、
他の奏者の音との効果でG7(b9,#11)になります。たまたまDb7のフレーズに9(=2)が入っていると、G7(b9,#11,b13)となります。結果、非常に複雑な響きになって「次のCとで緊張と緩和の落差が増える」「なんか難しいテクを使ってるように聞こえる」けど、
実は「いつも練習してるセブンスコードを、ルート位置をわざと間違えて弾くだけ」でできる、という訳です。
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No20はこれの1弦6弦違いです。
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V7(b9)は #Vdim と同でOKという定石
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V7(b5)は代理コードbII7(b5)と同じ構成音になると。No14との比較が面白い
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5 b9 5 のクリシェ。
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No12との比較が面白い
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V7(b9) -> ルート半音上のdim = #Vdim でOK、さらに代理コードbII7が bII7(b9) -> ルート半音上のdim = IIdim になったと覚えてもOK
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G7(9)に対しその3度をルートとするm7(b5) = VIIm7(b5) で代替可能なのですが、
G7(9)の代理コードの bII7(9) の代替で その3度をルートとするm7(b5) = IVm7(b5) と覚えたい。
これ、 IVM7 IVm7(b5) IIIm7(add11) とも読めますが、それが IIm7 V7 I の派生と考えられるという事が興味深いです。
No5と1弦6弦違いです。
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ここだけ、V7に入れる ド# を #11 と呼んでいます。実質 b5 と同じ音ですが、5 を省略するときはb5、3 を省略するときは #11、と使い分けるようです。
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1 b5 1 クリシェ。
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1 b5 1 クリシェ。V7(b5,#9)は代理コードのbII7(13)なんですね。
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半音ずつ上がるパターン
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5 b9 5 のクリシェ。
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1 b5 1 のクリシェ。
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5 b9 5 のクリシェ。
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V7の代理コードであるbII7を、V7(b5,b9)と解釈できると。
2013/2/3
まだこのセクションを全部解析できてない段階ですが、気づいたことをメモ。
- いろんなポジションで弾くにあたり、テンション音が入るほうがおさえ方が簡単になる
- アボイドノートの感覚が分かってくる
- IIm7 には 9,11 を入れていこう(6=13がavoid、ていうか入れるとガラッと雰囲気が変わるので別扱い)
- V7 には 9,13 を入れていこう(11がavoid、同上)
- I には 6,M7,9 を入れていこう(11がavoid、同上)
V7 の特徴である、M3とm7のトライトーンの件。
- 同じ音を、V7(b9)≒#Vdim = IIdim = VIIdim = IVdim が持っている。
- 解決先である I に対して、「全音上のdimコード = 半音下のdimコード を手前にカマすことができる」
- dimコードのテンションは構成音の全音上だ
2013/2/9
#40 まで解析しました。
画像を全面更新。
- サイズを小さくしました
- 線を細くしました。
- コード名のフォントサイズを大きくしました。
クリシェのパターンがいくつかあるのがわかります。
- IIm7 V7(b5) I で、ベースが 5 b5 5
- IIm7 V7(b9) I で、ベースが 1 b9 1
V7 と bII7 について
- V7 と bII7 は、どちらも ファ シ のトライトーンを(7 3, 3 7として)含み、I の ミ ド に解決すると強い解決感をかもすコード。
- その意味で V7 と bII7 は 代理コードの関係にあると言われますが
- V7(b5) と bII7(b5) は構成音が同じになるのですな。
- ドミナント7th の b5 の音程は、代理コード と関係が深い、と覚えよう。
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