CF:4. {IIIm7 or IIIm7(b5)} - VI7 - IIm7 - V7
created 2013-02-05 modified 2014-07-15
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3625です。IIIm7はb9がavoid、m6が遊べる音、IIm7は6がavoid、9が遊べる音と言われます。
あるジャズギタリストさんいわく、3625で延々とソロを弾ける技術は、ジャズ演奏では非常に大事だそうです。
バリエーションとして、IIIm7の所にIIIm7-5を使うパターンもあります。IIIm7-5というコードは、割といろんな曲に出てきますが、IIIm7 とは雰囲気が大分違います。
瞬間的な転調感が出てIIm7に対してマイナーツーファイブする様な印象になります。一時的に下属調(Cキーから見たFキー/Dmキー)から借用するコード、と私は解釈しています。
また、IIIm7-5 は、I7(9)のルート抜き(第一転回)と考える事もできます。
色々研究してみましょう!
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内声ですけど b7 3 b7 3 が半音下がりです。
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最低音が 1 b5 1 b5 でクリシェになっています。
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IIm7については9thを入れることがよくありますが、IIIm7についてはあまりナチュラル9thを入れないようです。
IIIm7の9thとはIV音であり、III音から見るとb9で、ナチュラル9thはノンダイアトニックです。
また、IIIm7は通常トニック扱いで、トニックはIV音をアボイドノートとします。
IV音はサブドミやドミナントで重要な音であり、トニック感を弱くするため避ける、と考えることができます。
書籍では、G7(b9,b13)のフォームが 3x233xとなっていましたが、コード名から考えて
1フレットずれていると判断し、4x344xとさせて頂きました。
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最低音が 5 b9 5 b9 でクリシェになっています。
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メモ
- I-VI-II-V と III-VI-II-V で何が違う?と突っ込みたくなるが、
- I-VIm7-IIm7-V7 の VI は m7 = トニックの別コード
- IIIm7-VI7-IIm7-V7 の VI は 7 = ツーファイブを2段重ねにしたようなコード進行
- であるらしい。
- なので、先生の本では最初のツーファイブがマイナーキーのII-Vとなる IIIm7(b5)-V7 のパターンを、同一カテゴリとして扱われたのでしょう。
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