flat7th

memo/20060908

created 2006-09-08 modified 2006-09-08 

グッバイ・レーニン!

最近BS放送の映画をよくみている。
番組表でタイトルだけ見て録画するわけだが、
内容について一切の先入観を持たずに映画を見るというのは
なかなか貴重なことだと思う。
「マルホランド・ドライブ」然り
「コンフェッションズ・ オブ・ア・デンジャラス・マインド」然り
「茶の味」しかり

ただ昨日見た「グッバイ・レーニン!」は、事前情報があった。
いつだったか、電車に長時間乗るときにNewsWeekを買ったら記事が
載っていたのではなかったかと思う。

んー、終盤、母親が事実をどれだけ知った結論にしたかったのかがあいまいに感じた。
あるいは監督も撮影後迷ったのではないか。編集次第でどのようにもできそうな絵が続いたし。
実際に編集時まで結論をどうするか迷っていたかどうかはわからない。ただ、
カサブランカのエンドシーンについてそんなエピソードがあったことを思い出した。
全体に面白かったし主人公を演じた役者の丁寧な演技に好感を持ったナリ。