memo/20110114
created 2011-01-14 modified 2011-01-14
本日、私の大好物っぽいものがあることを知りました。
プロセス間通信の基盤ソフトで、エンコーディングはバイナリのようです。
リンク | 備考 |
---|---|
Wikipedia:D-Bus | |
freedesktop.org dbus | |
D-Bus Specification の日本語訳 | |
IBM 文書サイトの記事 |
Gnomeデスクトップ上のIPC基盤として使われているようですが、Linda的な使い方もできそうです。
このところ、Linuxのデスクトップ環境に関心を払っていませんでしたが、なまけてるといろいろ見落としますね。
2009年の仕事で、「ウェブサーバ(Windows)からDBサーバ(HP-UX)に要求を送り、RDB処理を実行、結果をウェブサーバに返す」なんていうものを作りました。そのとき独自のマーシャリング(シリアライズ)機構を考えて実装したりしました。私本人はいいものを作ったと今でも思っていますが、アレです。雇い主SIerのクローズドな製品の一部ですから、誰の目にも触れずメンテもされず使い捨てられるのでしょう。
上手な仕事のやり方を考えないといけない。
まったく別の話ですが、Facebookの中のひとの映画、明日公開ですな。コンピュータ偉人伝が好きなので、純粋に楽しみです。まずは変な情報を仕入れないで見てみたい。
FacebookのIPC基盤は、thriftというやつですね。ソーシャルwebサイト上での通信を想定してますから、
- クライアントもサーバもWeb上に存在する、
- 通信する双方が数ヶ月~数年の時間差を経て開発されるかもしれない
- APIコールの際、必ず「APIバージョン」をつける
また別のレベルの視点ですが、ブログページを独自に持ってるひとは、ツイッターを、単なる更新イベント送信ツールとして使うようになるみたいです。
ツイッターは140字に制限することが特徴でしたが、結局のところ、140字ではちょっとボリュームのあるおもしろいことを書くには足りないので、本文はブログに書いて、そのイベント通知をツイッターで行う、と。
ちょっと前に「RSS」や「RSSリーダー」でやってたことと似てると思います。
(なんて言うと、特定のひとからは「全然違うよ」と言われるだろうけど。情報の重み、時間の桁、受動/能動、...)