flat7th

memo/20120102

created 2012-01-02 modified 2014-08-05 

龍のイラストっていうか落書きしました。
今年もよろしくお願いします。



勢いで去年の干支のうさぎも描いてみました。
1年間ありがとう。

全く関係ないですが、ピーターラビットの著作権が切れたそうですね。
私はネズミどしなのですが例のネズミはまだ切れてないらしいです。ハハッ


全く別の話。
未整理なのですが、以下3つの話題に触れて、改めて思うことがありました。

(1)「言霊」
年始に池上彰さんの現代史の講義の番組を少し見ました。大変面白かった。その中で、「日本には言霊信仰の概念がある」という言葉がありました。(以下池上さんの話は、言霊信仰の概念、つまり悪い予想をクチにするとそのとおりになってしまうため縁起の悪い言葉を口にするべきでない、などという考え方があるが、原発の故障予想等にはそんな概念をもちだすべきでない、と続きましたがそれは私にとっては別の話)

日本人は昔から、言葉には霊が宿ると考えるほど、言葉を大事にしてきたのです。

(2)「ツイッターの日本語シェア」
年末にジブリの映画「天空の城ラピュタ」が地上波で放送されましたが、その際、有名な、城を破滅させる呪文を唱える台詞「バルス」を、たくさんのひとがツイッター上で映画と同時につぶやく、という「祭り現象」が起きました。また、日本のインターネット上では、年の切り替えのときに「あけおめ」(short for あけましておめでとうございます)「ことよろ」(short for ことしもよろしくおねがいします)を、友達同士で電信し、回線の通信性能やサーバ性能を上回る通信量となってトラブルとなる、という現象が起きます。
それら話題の中で、「ツイッターの通信のうち、相当な量を日本語が占めている」という話題を聞きました。

Twitterのツイートの半分が英語―英語以外では日本語がトップで14%

日本語の、電気通信上のシェアは割合に高いということです。

(3)「読めるけど、マジ漢字書けない」
「ダンス☆マン」というファンクミュージシャンの方がいます(→wikipedia:ダンス☆マン)。彼の曲で、「読めるけど書けない漢字」をテーマにした曲があります。RAY PARKER JR. & RAYDIO の曲をアレンジした、ノリよく、楽しい曲です。そうそう、読めるけど書けないよね、などと思っていたところで、Wikipediaで「失読症」のページを読んだところ、興味深い記述がありました。

wikipedia:ディスレクシア

以下引用
読むことはできるが書くことはできない(「薔薇」は「バラ」と、「憂鬱・憂欝」は「ゆううつ」と読むことができるが書けないことなど)は、一般的な言語学習段階上の経験として覚えのある向きもあろう。ただ、これを学習障害の一種とするかは、日本語においては見解が分かれている。

人間が日本語や漢字を認識するメカニズムは、英語に対するそれとは根本的な違いがあるかもしれない、のです。


これらを聞いて、ますます思ったのは、日本人なら日本語でコンピュータを扱おう、日本語プログラミングをしよう、ということです。ことさらに、研究分野等でなく、ITドカタと揶揄されるぼくら末端のシステム開発現場では、です。

+ 日本語コーディングしようぜ

上記ページ、私の持論です。初出に対して、末尾に追記などしています。ご拝読お読みいただけるとうれしいです。

訂正:丁寧語だとおもってたら、謙譲語で、使い方間違ってました。お恥ずかしい。