memo/20230211
created 2000-02-11 modified 2023-02-12
会話とは何か、というAI研究者さん(清水さん)のnote記事から思ったこと、など。
ワタシ、つい昨日の今日、会話が通じなくてちょっと哀しい気持ちがしたのです。意思が全く疎通できてない。その具体は横に置いておく。
自分は子供の頃から会話が苦手で、会話ってどうすりゃいいのかよく分からんのです。が、仮説を立てていた。
何かの興味関心の話が通じないと退屈で。
逆に、マニアックな興味関心が共通していて、いわゆる「型番会話」 (Cannonの一眼レフ、を省略してXXXXXXがさぁ、から話を始めるなど) が通じるとか、あるいは近日に自分が考えていた「発見」について話した時に「そうそう、それなんだよ」と返って来ると楽しいのでは、と思っていた。
ところが、清水さんは少し違う仮説を持ってるっぽい。
note 会話という錯覚について|shi3z
例として自分と全く思考が違う別の人と接する(会話する)のが楽しいという彼の実感の話などがあり。
更に Siri Alexa Googleアシスタントの比較の話で、Googleは真面目でつまらない(面白い会話ができない)、という観察があり。
それで 90年代ごろに流行った「人工無脳」(チープなトリックで会話してるかの様に見せた簡易なチャットボット)みたいな、ある意味いい加減なトリックを導入すると会話型アシスタントに「意外な返し」が可能になって面白くなるのでは、という仮説、をお持ちらしい。
でまた自分(車)の考えの話。会話ってどうやるのか分からん、という話の、会話ってこうなのでは?という仮説を、こう更新した。
相手の言葉を聞き取り、関連キーワードの意味理解をしつつ、主張の意図も理解して、ある部分ではうんうんと同意しながらも、
ある部分では、相手が考えてもいなかった様な意外な事を返す事で、面白いと感じてもらえる。
「意外」にもいくつか種類があって、話題に対して真っ当な内容でも良し、話題と全然違うふざけた内容でも良し。
まぁ、難しいやね、コミュニケーションって。こんな高度な臨機応変対応、ワシはできる気がしません。これが苦手な人を「コミュ障」とか蔑み語で批判するなんて厳しいわい。
そしてそれができる人って凄いなぁ、と思う訳ですよ。凄いんだよあなたは、と言ってあげたい人も、いる。
更にこれを、ギターとか歌でできたら素敵だよね、それこそセッション(会話)なんだよね。Jazzだけじゃなく、Rockも。
僕らがやってる弾き語りのライブって、どちらかというと、 会話ではなくて こういう 「ブログエントリをボトルに入れて海に流す」みたいな行為に近い。
なんだけど、それはまた別の話にて。
【* 日々のメモ】