music/20230219
created 2023-02-19 modified 2023-02-19
私は歌が下手です。リズムもピッチも悪い。25年程前に、専門学校に編入してボーカル科でご指導頂いた時にもそうだったし、今もそうです。なお学校は脱落しました。
これは歌のピッチの話です。
テレビ番組のエンディング曲に採用された位の有名な方がyoutuber的に歌を上げていた事を知り、驚いたけど、へーと思ってフォローした。
休日になり聴いてみると伴奏に対して全部がフラットしている。ありゃ?そうなの?もっと神がかり的に歌が上手い方だと思っていた。
ふと見ると、別の方の、同じ曲の動画がおすすめされている。タイトルが「オッサンがxxを原曲キーで歌ってみた」→見ると、同様。
僕ら、歌う事に憧れる歌が下手な人は、何故か、無理に高いキーで歌おうとする心理に取り憑かれる。高い声で歌う事が表現にプラスになる、と安易な解釈をしていて、重大な「ただし適切なピッチで歌える範囲ならね」という条件を見逃す。
安易な解釈の根源は、カラオケ機器の功罪かも知れないけどそれはまた別の機会に。
それで全部がフラット気味になる。そして逆効果になる。自分もそうなのだけど。
これは、原曲キーで歌う事は偉くも何ともないぞ、という主張の話です。
あなたが絶対音感の話を持ち出すなら、その反論も持っています。絶対音感のトレーニングをすると、脳機能は拡大するのではなく、縮小する事が分かったそうです。でもそれも別の機会に。
合っていない高いキーに憧れる心理は完全に悪で、自分の中から排除したいと思っている。主旋律がズレるなら、シャープ気味になる方が適切で。むしろ低いキーで歌ってシャープ気味になる方がマシ。
と思うのだけど、自分でもできていないし、他の原因もあろうかとも思うし、全ては分からない。
全ては分からないですが、これは自信を持って主張したい。
「高いキー」によって、今の自分が備え持っていない魔法の様な魅力が発揮されると思っているなら、それは間違ってるよ。
そしてフラット癖が付くと、とんでもないデメリットになる。
これからもその考えでピッチ修正に取り組みたい。
【@music】